【エアコン取付解説】右横配管つなぎ掛けの手順と注意点を徹底解説

エアコン取り付けの中でも、右横配管のつなぎかけは多くの現場で使われる基本的な取り付け方法です。

この記事では、プロの技術者が実際の現場で行う右横配管のつなぎかけ手順を、初心者にもわかりやすく解説します。

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右横配管の接続位置は自分が作業しやすい位置に持ってくることが大事。これを意識するだけで工事の効率が格段に上がりますよ!

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右横配管つなぎかけとは?

右横配管つなぎかけとは、エアコン室内機の右側から配管を引き出し、室外機と接続する取り付け方法です。

「つなぎかけ」とは、室内機と配管を接続してから、背板に掛けるという方法です。

おすすめ工具:ユーシー産業の断熱ドレンホース

ユーシー産業 断熱ドレンホース YDH型

おすすめの断熱ドレンホースは、ユーシー産業の白い断熱ドレンホース(1m)です。この断熱ドレンホースは以下の特長があります。

  • エアコン本体の断熱ドレンと同じ素材で作られている
  • 接続部分がボコっとならず、見た目がきれい
  • 差し替えでの接続が可能
  • 通常の右横・左横・右下・左下配管でほぼ対応可能な1mの長さ

エアコン取り付け前の準備

材料の搬入と養生

まず室内への材料搬入から始めます。今回は玄関側から材料を入れ、室内に配管を置いている状態からスタートです。

配管は長い状態で持ってきています。今回は窓から室内に入れる感じで作業していくので、まずは先端をビニールテープで養生していきます。

重要ポイント:配管の先端はニッパーで切った後だと鋭利で危険なので、室内に入れる際にクロスを傷つけないよう注意が必要です。

配管をこのまま室内に入れると、先端がクロスに少しでも触れただけで壁紙が破れてしまいます。

そのため、どんな現場でも配管の先端が切りっぱなしになっている場合は、必ず養生をして保護をします。しっかりと養生することが基本中の基本です。

配管を室内へ長めに入れる

窓からスリーブを狙って配管を入れる際は、配管を室内に十分な長さである程度伸ばした状態で入れておくと、何度も外へ行ったり移動をしなくて良いので効率的です。

コツ

  • 少し長めに配管を室内に入れておく(長すぎる場合は後から外に押し出せる)
  • 短いよりも長い方が調整しやすい
  • 窓からスリーブへの距離が短い場合、この方法が特に有効

室内機の取り付け手順

手順1:背板の位置決め

右横配管で最も重要なポイントは、接続位置を作業しやすい位置に持ってくることです。
現場によっては、お客様が位置のこだわりがあると仕方ないですが、そうではない場合は事前に「こちらでエアコンの位置を決めさせてもらっていいですか?」と了承を得ておくとスムーズです。

ポイント

  • お客様の指定がない場合は、作業しやすい位置を提案する
  • 背板を壁に当てて、エアコンの足の位置や配管ルートを説明する
  • 特に賃貸物件では、細かい位置をそこまで気にされないお客様も多い

手順2:背板の取り付け

配管接続の位置が決まったら、背板を取り付けていきます。

水準器で勾配を確認した後も、スケールで天井からの長さを測って、エアコン本体が見た目上傾いて見えないかどうかを必ずチェックします。これはいわばダブルチェックのようなもので、水準器の数値が良くても、視覚的に違和感がないか確認することが大切です。

背板の取付については以下の記事を参考にしてください。

作業手順

  1. エアコン右端の位置を確認(多くの背板には配管穴からの距離として約80mmと記載)
  2. 補助配管の接続位置を確認(今回はエアコン右端から200mmの位置)
  3. 勾配がしっかり取れる高さか確認
  4. 水準器で背板の水平を確認
  5. 下地を探りながらアンカーの位置を決める

手順3:室内機の配線接続

アースと電源線の接続を行います。

電線接続は必ず奥までしっかり差し込むことが重要です。接続が不十分だったり、電線の被覆を剥く長さが短すぎたりすると、それだけでエアコンが正常に動作せずエラーの原因になります。

注意点まとめ:

  • アースを先に接続した方がやりやすい
  • アースの先端を90度に曲げると取り付けやすい(動画参照)
  • 電線の被覆剥き長さは規定通りに
  • 接続は必ず奥までしっかり差し込む

手順4:サイドカバーの切り取り

右横配管の場合は、室内機の右側のサイドカバーを切り取ります。

サイドカバーを切る前に、必ず右横配管なのか左横配管なのかをしっかり確認しましょう。この確認を怠ると取り返しのつかない失敗になります。

重要な注意点

  • 右横・左横を間違えないようにしっかり確認
  • 切ったサイドカバーは絶対に捨てない(将来の移設時に必要になる可能性あり)
  • 切ったカバーはエアコンの裏側など目に入る場所に貼っておく

室内機配管接続のコツと注意点

手順1:補助配管の準備

室内機の補助配管を適切に曲げて準備します。補助配管を180°曲げる際は、無理な力をかけず、丁寧に優しく曲げることが大切です。

急な力で曲げると損傷の原因になりますので、細心の注意を払いましょう。

重要なポイント

  • 補助配管を180°曲げる際は優しく曲げる(特に移設の場合は硬くなっているので注意)
  • バラけ防止のためテープで巻いておく
  • 曲げの位置は事前に寸法を測って決める

手順2:配管接続位置の決定

スリーブから出る配管とエアコン補助配管の接続位置を決めます。今回は背板を付ける段階で右端から200mmくらいの位置で曲げの位置がくると測っていたので事前に曲げておきます。

今回は2度手間ですが、一度室内機を背板に掛けてから接続位置を再度確認しました。

ここの距離は、3分が確実に接続できる長さを確保するために、少し長めに配管を曲げてから配管をカットします。

ここで大事なのは、配管の軸となる真っすぐな部分は、スリーブの中心に位置するよう調整しましょう。スリーブに当たらない程度の余裕を持たせながら、しっかりスリーブの中央に配管を配置します。

この位置決めを正確に行うことで、後の繋ぎかけ作業がスムーズになり、配管がスリーブにスッと入っていくようになります。

コツ

  • スリーブから出る配管の真っすぐ部分はスリーブの中心に配置
  • パイプカッターで切る位置は目で見て合わせる
  • 長さはやや長めに取る(スリーブから接続部分まで十分な長さを確保)

手順3:断熱材のカット

補助配管の断熱材をカットする際の注意点は、断熱材を切りすぎると、エアコン本体側の断熱材との接続部に隙間ができてしまいます。

この断熱材同士のジョイント部分に隙間があると、経年劣化により結露が発生し、最終的に水漏れの原因となってしまうことがあります。そのため、断熱材の長さは適切に調整することが重要です。」

ポイント

  • エアコン本体側の断熱材の長さに合わせて断熱材を残す
  • 断熱材と断熱材のジョイント部分の隙間を最小限にする
  • エアコンの種類によって長さが変わるので注意

手順4:フレア加工と配管接続

配管を切った後のフレア加工と接続の手順です。
パイプカッターを使う際は、必ず配管の真っすぐな部分を選んで切断してください。

少しでも湾曲しているところがあれば、いったん真っすぐに調整してから切断位置を決めるようにしましょう。正確な切断面が良好なフレア加工につながります。

注意点

  • パイプカッターは必ず真っすぐな部分で切る
  • バリ取り後、カスが残っていないか確認
  • BBKのフレアツールを使用する場合は、インパクトドライバーをドリルモード、トルク「1」に設定
  • 接続は作業スペースを確保するため、室内機から降ろして行うと良い

手順5:配管接続後の見栄えをよくするコツ

露出配管で最も見栄えが悪くなるのは、接続部分のナットがボコッと出っ張ってしまうことです。これだと見た目が台無しになってしまいます。

この問題を解決するには、見える側(手前側)に2分管を配置することがポイントです。このちょっとした工夫で、仕上がりの美観が格段に向上します。

接続が完了したら、接続部分を包帯で断熱していきます。

ポイント

  • 接続部分のもっこりを防ぐため、見える側(手前)に2分管を配置
  • 手締めで奥までしっかり締めてからトルクレンチで締める
  • 断熱材同士のジョイント部分は隙間なく合わせる
  • 包帯は強く締めすぎない(断熱材がつぶれて断熱効果が下がる)

手順6:配管・電線・ドレンのまとめ方

断熱ドレンを接続していきます。僕はユーシー産業の断熱ドレンを使っていますが、かなり使い勝手が良いので非常にオススメです

1本1mなので、マンションとかで足元にスリーブがある場合などは2本持って行くと、何度も車まで材料取りに行かなくても良いので便利です。

ここのまとめ方次第で、もっこり具合とか仕上がりが滅茶苦茶変わります!

コーテープを巻く前に、配管やドレンホースなどのラインをきちんと整えることが重要です。この下準備をしっかり行うだけで、最終的な仕上がりがキレイになります。

特に電線が絡まったりヨレて捻れたりしていると、その上から勾配テープを巻いても不格好な仕上がりになってしまいます。

大事なのは室内の見える部分だけでも、電線のよれをしっかり取り除き、適切なルートに配置してからコーテープを巻くようにしましょう。

ポイント

  • 勾配を巻く前にラインを綺麗に整える
  • ドレンのルートを調整する
  • 電線のよれを取ってから勾配を巻く
  • 半掛かり(1周巻いたら次は半分かける)で一定の角度で巻く
  • スリーブ際の部分はテープでまとめておくと作業しやすい

手順7:室内機の取り付け完了

配管をスリーブから出し、室内機を壁に取り付けます。繋ぎかけで大事なのは、穴のキワの部分をしっかりテープで固定しておくことです。ここがヨレたり引っ掛かるとやり直しの手間が発生するので、しっかりキワまで固定した方がサクっといける確率は上がります。

配管をスリーブに通す際は、力任せに押し込むのではなく、スルスル入っていく角度を見つけることが大切です。

特にスリーブ付近では、エアコン本体を少し持ち上げたり下げたりして角度を微調整しながら進めていきます。配管が引っかからずに自然と滑り込むような角度を見つけることで、断熱材を傷つけることなく、スムーズに作業を進められます。

配管もモッコリせずキレイに仕上げることができました!あとは電源とアースを接続して室内機側の作業は終わります。

注意点

  • 配管が引っかからない角度で押し込む
  • エアコンの角でクロスを傷つけないよう注意
  • 爪にしっかり引っかけて固定
  • 最終調整で見栄えと水の流れやすさを確認

室外機の設置と配管接続

室外機の作業は、いつもほとんど同じ作業なので、詳細はこちらの記事を参考にしてください。

【動画で見る】エアコン「右横配管」取り付け手順とコツ

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まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は右横配管つなぎかけの手順を解説しました。

右横配管の繋ぎかけのポイントをまとめると:

  1. 接続位置は作業しやすい位置に持ってくる
  2. 配管の先端は必ず養生して室内に入れる
  3. 背板は水平に、しっかり固定する
  4. 断熱材同士のジョイント部分に隙間を作らない
  5. 接続部分の見栄えを良くするため、見える側に2分管を配置
  6. 配管・電線・ドレンは綺麗に整えてからコーテープを巻く
  7. 切ったサイドカバーは捨てずにエアコンの裏に保管

これらのポイントを押さえることで、プロのような丁寧な施工が可能になります。

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ジニージニーエアコンチャンネル代表/ Ginny Aircon School学長
エアコン職人歴15年。22歳から空調業界へ飛び込み、アルバイトから会社経営まで様々な経験を積む。Youtube「ジニーエアコンチャンネル」の登録者2.4万人。 現在は空調業界のプロフェッショナルとして、ルームエアコンや業務用エアコンの設置、そしてエアコン完全分解洗浄といった専門的な技術を幅広く指導する「Ginny Aircon School」を2021年8月に開校。実践に役立つ空調技術を学べる場として、380名以上の受講者に支持されています。